読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おわきゆうなのホンネブログ

愛媛産みかんの島育ち尾脇優菜のブログ。本とカフェが好き。フランスがツボ。最近はギター弾き語りレッスンに通い始めました。『君の名は。』を観てキュンキュンしたのでRADWIMPSの「前前前世」練習中です。はやく路上ライブやりたくてうずうずしています。

生きてるって感じだ

竹馬とか逆上がりとかフラフープとかお手玉とか、最初はまったくできなくて、でもできるようになりたいと思うもの、ゼロからはじめたものが得意になることはうれしい。ちっちゃな頃からそういう習性はたしかにあったのだけど、最近になってまたふえそうな予感がしている。スノボーとギターである。

まずスノボーについて話すと、好きな人から誘われて(って言うと恋愛的な意味で受け取られることが多いけど別に限定しなくてもいいと私は思う)、板の装着の仕方もわからないまま、年始にウキウキのガーラ湯沢デビューを果たした。なんとかなるっしょ〜、と真っ白な雪の上を気持ちよく滑る自分をのんきに妄想していたのもつかのま、これが驚くほど滑れない。それどころか、板に両足を装着して立つことすらままならないではないか。おかしい。絶対におかしい。こんなはずじゃなかった。(実はわりと運動が苦手でなくて、むしろガンガン走る系以外はそこそこセンスあるくらいに思ってる。昔はスイミングとか卓球とかバスケとかをやっていた。バスケと言うと「ザ・スポーツ少女☆キラッ」みたいなイメージをされるかもしれないが、私の場合は父が地元のクラブのコーチのため強制入部、走ることがとにかく嫌で嫌で嫌なぽっちゃりだったので苦痛でしかなかった。それでも人並みに走れるようになったのはこのバスケ貯金(JK終了時には完全に底を尽きて周りから吹奏楽部っぽいと言われ始める)のおかげだと思うし、高校二年生のときどハマりした「黒子のバスケ」ごっこを体育の時間にできたことはとてもよかったし、何よりスリムになったので大変感謝している。)ドウシヨウワタシイガイミンナウマイコレジャアシデマトイナンジャナイカナ…、あまりにも下手くそなショックによる半フリーズ状態、それでもみんなはとてもやさしい。
滑るコツを教えてもらって、初心者コースでひとり練習した。何度も転んで、転んで、転んだ。そうしながら、やっとの思いで下まで降りることができた。スノボーってこんなに体力つかうのか、と絶望する一方でなんとなく気持ちが良い。まるで身体と一体みたいに板を操る人、華麗にターンをキメる人、 平気な顔で横を通り越していく人。それを見て、あんな風にできたら、と思った。自分の背丈の倍の高さの鉄棒にジャンプで掴まって逆上がりする、小学二年生の私が頭をよぎる。いいぞ、燃えてきた。やってやろうじゃないの。
午後、みんなと一緒のリフトに乗った。上級者コースへ向かう背中に手を振って、私は中級のエンターテイメントというコースを滑ることにした。(あれ、なんか、さっきよりうまくなってる、?)変わったのはコースだけなのに、なぜか上達している。気がする、とかいう曖昧な感じではなくて、確信的にそうだった。なんでだろう、と不思議に思いながらも、まあ楽しいからいっか、と開き直ってどんどん滑る。転ぶ。滑る。転ぶ。うまく立てずにまた転ぶ。立てた、また滑る。その繰り返し。
そのうち、転ぶごとに笑えてきた。あはー、また転んだ、慣れたらたいしたことないな、ちょっとでも前に倒れればいちおう進むし、そしたら下まで降りれないこたぁないし。なぁんだ、たいしてこわくないや。
「スノボーは人生だ!」ってちっちゃいおじさんの声がどっかから聞こえた気がした。スノボーは人生だ。もしも初心者コースでうまくなってから、とか言っていたら私のスノボーデビューはろくなもんじゃなかったかもしれないな、と思ってすこし誇らしくなる。看板だけで多少なりとも中級者気分になれるらしい脳内お花畑に感謝したい。それからまんまと調子に乗った私は上級者コース(なんと「コーチ」というコース名で、どうしても行ってみたかった!)から半泣きで滑り降りることとなったのでありました。

翌朝、ふだん存分に甘やかしている筋肉君たちの暴走で目が覚めた。一日中ベッドの中で音楽を聞いたり、本を読んだりした。あ〜しあわせ。生きてるって感じだ、と思った。
こういう、やるだけやりきってみんなでわいわいしたあとにひたすらのんび〜り、まった〜りする時間はなんかいいな。

熱く語りすぎた。そろそろ石が飛んできてもおかしくないので、ギターについてはまた今度。

〜追伸〜
先日再びスノボーに行きました。一切関わらなかった一ヶ月以上もの間のおかげなのか、そこそこ滑れるようになっていて遠距離恋愛のカップルかよ、と思いながらめちゃめちゃ楽しかったです。ありがとうございました。